産経新聞が主催する「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」の決勝大会が8月24日、Jヴィレッジで開催されました。
この大会は、東日本大震災と原子力災害からの復興に取り組む福島を、スイーツの力で応援するため3年前から開催されている企画で、当町をはじめとする4つの町(大熊町・楢葉町・広野町・富岡町)のそれぞれの特産品をテーマに、全国の高校生たちがスイーツづくりの腕を競いました。
作品作りに集中する黒﨑さん
決勝戦には、全500以上の中から書類審査を通過した12チームが進出。各町の特産品を使い、見た目も味も工夫されたオリジナルスイーツを披露しました。審査では、味や見た目のほか調理の過程が評価されました。
審査の結果、キウイフルーツ部門の大熊町賞の最優秀賞には、国際TBC調理・パティシエ専門学校の黒﨑翔太さんが選ばれました。
大熊町賞を受賞し、記念撮影に収まる黒﨑さん(中央)
大熊町賞を受賞した作品
黒﨑さんには、初回からキウイ部門の審査を担当している「メゾンジブレー」の江森宏之シェフと一緒に、来年2月に東京都内で開かれる「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売するスイーツを開発するチャンスが与えられました。