ページの先頭です。

震災からの復興状況をお伝えする復興通信へようこそ

福島県大熊町は、平成23年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故により町内全域に避難指示が出されました。震災当時の町民の多くが今も、県内外で避難生活を送っています。

震災以降、大熊町は再び町に生活を取り戻すための取り組みを続けています。町役場や駅などを含む町中心部は厳しく立ち入りが制限される「帰還困難区域」にあるため、町内の放射線量が低い「大川原地区」の元々田畑だったところを整備し、新しく役場庁舎や町民の住居などが集まる「小さなまち(復興拠点)」をつくりました。そこを拠点に、少しずつ生活の場を広げていく方針です。

平成31年4月10日に「居住制限区域」の大川原地区、「避難指示解除準備区域」の中屋敷地区の避難指示が解除され、一部地域ではありますが、8年ぶりに町内への帰還が叶いました。また、令和4年6月30日に「帰還困難区域」のうち「特定復興再生拠点区域」の避難指示が解除され、約11年ぶりに町の中心部であった区域を取り戻すことができました。しかし、この解除はゴールではなく、ようやくスタートラインに立つことができたものと考えます。解除された場所を足がかりに、町のすべてを取り戻す歩みをさらに進めます。

多くの方々の支援をいただき、大熊町は少しずつ復興しています。皆様のご支援に感謝し、町の状況をご報告します。

トピックス

造成が進む大熊西工業団地

【げんばだより(8)】大熊西工業団地

2023年5月1日

常磐自動車道常磐富岡インターチェンジから約3km、大川原の県道35号線沿いに用地面積9.2ha(敷地面積21.4ha)の工業団地を造成中です。 トヨタ、ENEOSなどで構成する次世代グリーンCO2燃料

このページの先頭へ