5月20日、大川原地区で町農業委員会によるコメ作りが始まりました。
昨年度まで実証栽培を行っていた特定復興再生拠点内で収穫されたコメは、国、県の放射線基準を下回り、営農再開ができるようになりました。今年度は実証のための作付けではなく、「大熊町のコメ」を味わってもらうことを目的に大川原地区でのコメ作りを行いました。
秋に収穫されたコメはふるさとまつりで配布する予定です。
大川原地区の避難指示が解除されたのは平成31年4月。東日本大震災と原発事故後、同地区では農作物の放射線量の測定や低減を図るため、令和3年まで水稲の試験栽培、実証栽培が行われてきました。
国や県の安全基準をクリアし、令和4年度より大川原地区では営農が再開されています。
苗を植える町農業委員ら