トヨタ自動車やENEOSなど自動車メーカー、エネルギー産業の企業7社が共同でつくる、次世代グリーンCO2燃料技術研究組合の研究プラントが11月26日に竣工しました。
竣工を記念しテープカットする関係者ら
竣工式は大川原西工業団地の同研究施設で行われ、組合の田中浩一代表理事、吉田淳町長ら約60人が出席し、新施設の完成を祝いました。
本研究施設は自動車用バイオエタノール燃料製造技術の研究施設として令和5年6月に着工。イネ科の植物「ソルガム」等を加工し、研究用自動車の燃料として年間60klのバイオエタノールの生産を目指します。
また、燃料生産の際に排出される二酸化炭素やその他製造工程における副産物の利活用実証も同時に行うことでさまざまな低炭素技術を研究します。
組合の田中浩一代表理事は「われわれの研究が世界で役に立つことにつながっていければありがたい」と新たな技術開発への希望を述べました。
24時間稼働のため夜間も明かりが灯る研究施設