町立学び舎ゆめの森で10月20日から22日まで未来デザインウィークが開催されました。
この取り組みは昨年に続いて2回目。児童生徒が考えた今年のテーマは「思うは招く」、サブテーマは「強く新しい自分を一生懸命見つけよう」です。期間中は演劇やドローンのワークショップ、園児の生活発表が行われたほか、パネルディスカッションで児童生徒が集まった参加者と夢や目標について話し合いました。
講師の木村準さんは、1学期から園児・児童生徒と演劇ワークショップに取り組んでいます。今回、園児・児童生徒は、木村さんが用意した台本を使って、台本に書かれた世界を創造。役を交代しながら、登場人物の動きや声などの違いを考え、表現方法を工夫していきました。
はじめは緊張していた児童生徒も木村さんの世界に引き込まれ、表現することを楽しんでいました。
台本を読む児童生徒と木村さん(右)
講師は福島高専・芥川一則教授の研究室に所属する高専生6人。児童生徒は講師の説明を受けながら、ドローンの操縦を体験しました。ドローンは大人の両手ほどの大きさで、タブレットにインストールした専用アプリで操縦します。児童生徒は、自分の思い通りにドローンが高く飛行したり、回転したりすると歓声を上げていました。
ドローンを操縦する児童
町立幼稚園の生活発表会が開かれ、園児2人が練習の成果を披露しました。歌と合奏では、町立校の1年生も協力し、3曲を演奏。劇「ぐりとぐら」では、2人が劇中に何度も出てくる歌を歌うたび、会場から拍手が起こりました。セリフや動きをしっかり覚えて堂々と演じた2人。自然とアドリブが飛び出すほど、この日は役になりきって楽しんでいました。
劇で歌う2人の園児
パネルディスカッションでは、児童生徒と教師がスタートして半年が経過した町立学び舎ゆめの森の活動の中で学んだことやエピソードなどを紹介しました。
また、児童生徒と集まった参加者がグループに分かれて、これからやりたいことや夢について話し合いました。参加者からは「自分のやりたいことを遠慮せずできるように応援したい」などの温かいエールが送られました。
自分の意見を発表する児童