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営農再開目指し、待望の収穫 

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月1日

帰還困難区域の試験田で稲刈り

町内下野上地区の試験田で10月1日、稲刈りが行われました。町内の帰還困難区域で営農再開に向けて試験栽培されたコメの収穫は初めてです。町農業委員会の根本友子会長や関係者らが、放射性物質の検査に必要な1キログラム分のコシヒカリ150株を鎌で刈り取りました。収穫したコメは、検査機関で放射性物質濃度を測定します。検査用のコメ以外は廃棄するため、残りの稲は刈払機で刈り倒しました。根本会長は稲を手にとり、「除染して復旧した田んぼだったが、稲穂がよく実っていて重い。廃棄するのがもったいない。今後も営農再開を目指して試験栽培を行い、町内に田園風景を取り戻したい」と話しました。

試験田で検査用の稲を刈り取る農業委員会長

また、大川原地区の実証田でも稲刈りが行われました。関係者らがコンバインを使い、黄金色に実ったコシヒカリとこがねもちを刈り取りました。収穫したコメは、放射性物質検査で安全性を確認した後、イベント等で活用する予定です。

コンバインで収穫される実証田の稲

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