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病気になったとき

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年4月25日

病院のかかり方

早めの受診を心がけましょう

具合が悪いと思ったら、早めに受診するようにしましょう。また、病気を早期に発見するため、健康診断などを定期的に受けましょう。

症状や経過はできるだけ正確に

いつから具合が悪いのか、どんな症状が出ているのかといったことを医師や看護師に伝えることは、原因を早く特定し、治療を進める助けになります。できるだけ正確に伝えられるよう、メモをとることも有効です。

また、これまでにかかった病気、アレルギーの有無、まわりに同じような症状の人がいないか、服用している薬があるかなども伝えるようにしましょう(お薬手帳があると便利です)。

かかりつけのお医者さんをもちましょう

ふだんから見てもらうかかりつけ医を決めておきましょう。

かかりつけ医は、介護サービスを利用する際に必要な介護認定で意見書を作成したり、他の病院で手術や入院をしたあと、経過観察を行ったりする存在です。

生活習慣病など、定期的な経過観察が必要となる病気でも、かかりつけ医と相談しながら治療を進めることになりますので、できるだけ自分が通いやすいかかりつけ医を見つけておきましょう。

疑問があるときは尋ねましょう

治療法や薬の副作用などについて疑問があるときは、遠慮せず医師や看護師に尋ねましょう。他の人に合う薬でも、自分には合わないこともあり、治療法も症状の重さや体質などによって変わってきます。疑問に思ったことは尋ね、納得できる治療を受けられるようにしましょう。

救急車の呼び方

家族やまわりの人が具合が悪くなったり、事故にあったときなど、緊急性が高いと思われるときは、119番で救急車を呼びます。

119番に電話すると、次のように尋ねられます。救急車の到着とその後の処置をスムーズに行うため、きちんと答えられるようにしておきましょう。

救急車の呼び方
  119番からの呼びかけ 電話した方が答えること
1 火事ですか? 救急ですか? 救急車を呼ぶ場合は「救急車をお願いします」とオペレーターに伝えてください
2 救急車が向かう住所はどちらですか? 住所を伝えましょう。正確な番地が分からない場合は、近くの交差点やバス停、店舗など、目印になるものを伝えましょう
3 誰が、どうしましたか? 電話をかけている本人なのか、家族なのか、友人なのか、具合の悪い人が誰なのか伝えましょう。病気なのか、怪我なのかも伝えてください
4 年齢は? 年齢が分からないときは、30代くらい、小学生くらいの子ども、など、おおよその情報でかまいません
5 その人は目の前にいますか? □います □いません
6 話すことができますか? □ふだんと同じ □ふだんと違う(ろれつが回らない、など) □問いかけに答えられない・話せない  □わからない
7 意識はありますか? □ふだんと同じ □意識はあるが、ぼんやりしている、ふだんと違う □意識がない □わからない
8 呼吸はありますか? □ふだんと同じ □ふだんと違う、苦しそう □呼吸していない □わからない
9 歩けますか? □ひとりで歩ける □支えるなどすれば歩ける □歩けない □わからない
10 持病は何かありますか?かかりつけの病院はどちらですか? 持病やかかりつけの病院の住所・電話番号などが答えられるよう、メモを作っておくとよいでしょう
11 あなたのお名前といまお使いの電話番号を教えてください 到着場所が分からない場合や状況を確認するために、折り返し電話がかかってくる場合もあります。正確に伝えましょう

一般の医療保険などに加入している方は

一般の保険に加入している場合、入院や手術で給付金が出るものがあります。加入している保険の内容を確認し、代理店やカスタマーサポートに問い合わせましょう。その際に、領収書や証明書が必要になる場合がありますので、忘れずに保管しておきましょう。

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