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大熊町内空間線量率測定結果(平成29年9月5日実施)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月1日

大熊町では、平成29年9月5日に町内158か所の空間線量率を測定しました。測定は、地上1mの高さで3回測定し、その平均値を表示しています。

全体の傾向

平成28年9月と平成29年9月の比較では、大まかに、メッシュ分布図の赤が線量の高い地点、青は線量の低い地点です。一見して明らかに色の分布が変化していることが分かります。

本来、放射線は半減期に従ってしか減衰しません。このため半減期が2年のセシウム-134は大きく低減するのに対し、半減期が30年のセシウム- 137はほとんど低減しないと予想していました。しかし、除染によって線量率は予想を超えて低下しました。

現在、町内の線量率はおおよそ毎時0.22~25.17マイクロシーベルトで、高い所と低い所で 100倍以上の差があります。同じ地点内でも線量率に大きな開きがある場合もあります。この測定結果は、「町の線量率の変化の大きな傾向をつかむためのもの」という見方が必要だと考えます。

町の東側

濃い赤で示された線量の高い場所(毎時15マイクロシーベルト以上)は昨年5か所でしたが、今年は3か所に減少しました。また、町内で最も線量率が高い地図「64」の地点は、平成23年9月に行った最初の測定に比べて約4分の1に低減しました。最近は風雨の影響で部分的に放射性物質が集まるホットスポットが多数できており、そのような場所は毎時100マイクロシーベルトを超えるところもあります。もちろん、現在も十分に安全なわけではありませんが、確実に線量率が低下していることは、理解していただけると思います。

また、部分的に線量率が低下した地点があります。これは、除染廃棄物の仮置場とするため大規模に造成を行ったことや、中間貯蔵施設の造成、汚染廃棄物を運搬するための道路の舗装の影響などが考えられます。

町の中心部

下野上地区で行われている先行除染により、清水、原の線量率が大きく低下しています。中には大川原の線量率とさほど変わらない地点もあります。この周辺は、付近に里山などがなく、畑や住宅地がほとんどのため、面的に除染が行われた効果が表れた結果だと思われます。今後は旭台周辺で除染が行われる予定ですが、清水周辺と同様に除染によって大きく線量率が低下することが期待できると考えます。

その他の場所で線量率が低下した地点も、道路の舗装工事等による影響と思われます。

町の西部

すでに除染を完了した大川原、中屋敷でもわずかながら線量率が低下しています。

特筆すべきは、今回の測定で初めて町内の測定箇所で毎時 0.23マイクロシーベルトを下回る地点が現れたことです。これは、国が原発事故による追加被ばく線量・年間1ミリシーベルトを下回るものです。

今後も自然減衰に伴い、このような場所が増えていくと予想しています。

自然減衰と除染の効果

平成28年9月と平成29年9月の比較【表-1】は、今回の測定と平成23年9月の測定結果を比較したものです。 除染しなかった地点と、全体的に除染した地点の線量率に大きな開きがあることが分かります。

測定はマスの中心付近で測定しており、測点の名称については、分かり易さを重視し敬称等省略していますのでご了承ください。

9月5日測定結果表

9月5日測定結果表

9月5日測定結果表 [PDFファイル/318KB]

9月5日測定メッシュ分布図

メッシュ分布図

メッシュ分布図 [PDFファイル/1.42MB]

平成28年9月と平成29年9月の比較

平成28年9月と平成29年9月の比較

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