測定地点を35か所にしぼった町内空間線量簡易調査を実施しました。測定地点は、原発敷地周辺や除染済みの場所などを選んでいます(下図参照)。
今回、空間線量率が大幅に下がったのは18、19、87、99、103、137の6地点で、理由は除染や中間貯蔵施設の造成による影響です。
一方、最も上昇したのは90の地点ですが、数値自体も低く、測定器の個体差、除染による自然環境の変化によるものと推測されます。
その他の場所は、昨年3月の前回調査に比べておおむね20%程度低下していました。これは放射線の自然減衰と周囲の除染によるものと考えます。
なお、簡易調査は今回で終了しますが、引き続き9月の調査で測定を行っていきます。