10月2日、大川原地区で町農業委員会による水稲の稲刈りが行われました。今年は約500㎏のコシヒカリが収穫され、秋の実りの季節を感じるひとときとなりました。
町農業委員会では、これまで特定復興再生拠点内で水稲の実証栽培を行ってきましたが、同区域が水稲の出荷制限が解除された「全量生産出荷管理区域」へ移行したことに伴い、実証栽培は終了しました。
それでも、「大熊町のコメを町民の皆さんに味わってもらいたい」という思いから、出荷制限がすでに解除されている大川原地区でコシヒカリの栽培を続けてきました。
根本友子農業委員会長は、「今年も良いコメが実りました。町の皆さんに、ふるさとのコメの味を知ってもらいたいです」と話しました。
収穫したコメは、11月1日の「ふるさとまつり」での配布を予定していましたが、強風の影響によりブース出展が中止となったため、12月1日から農業振興課、各出張所・連絡事務所で配布をします。
刈りたての稲を持つ根本会長
