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最後の卒業生が学び舎旅立つ

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月23日

3月末で閉校の熊町・大野小で卒業式

町立熊町小と大野小の卒業証書授与式が3月23日、会津若松市にある町立小中で行われました。両校は3月で閉校し、4月に義務教育学校の町立学び舎ゆめの森が開校するため、今回が両校の最後の卒業式となりました。

卒業したのは、池田玲菜さん(大野小)、馬場結梨花さん(熊町小)の2人。卒業証書を受け取った2人は学校生活を振り返りながら保護者や教職員、在校生らに感謝を伝えました。式の終わりには、最後の合唱となる両校の校歌を会場全員で歌い上げました。

最後の校歌を歌う卒業生
最後の校歌を歌う卒業生

2人は、4月から会津若松市内の中学校に進みます。池田さんは「皆と離れるのはさびしいが、中学校生活で新しい経験ができるのは楽しみ。将来は獣医師になって動物の命を助けたい。町のことを忘れず、震災前の名産だったしいたけ味噌をいつか復活させたい」、馬場さんは「毎日会うことができなくなるが、皆に見送られてうれしかった。中学校は人数が増えるので大変になると思うが、友だちをたくさんつくりたい。将来はパン屋になる夢を叶えたい」と話しました。

在校生や教職員らと記念撮影に臨む卒業生
在校生や教職員らと記念撮影に臨む卒業生

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