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中東呼吸器症候群(MERS)にご注意を

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月26日

中東呼吸器症候群(MERS)とは

2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。

発生国から帰国後14日以内に、発熱やせきなどの呼吸器症状がみられた場合、最寄りの保健所に電話相談してください。その後、医療機関を受診する場合には、感染を広げないためにマスクを着用して、保健所および医療機関の指示に従ってください。

症状

  • 主な症状は、発熱、せき、息切れです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります
  • 潜伏期間は2日~14日程度とされています
  • 高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある方は重症化する場合があります

治療法

現在、MERSに対するワクチンや治療法はなく、治療は症状に応じた対症療法となります。

感染経路

人にどのようにして感染するかは、まだ正確にはわかってはいませんが、ヒトコブラクダがMERSウイルスの感染源動物の一つであると考えられています。その一方で、動物との接触歴がない家族間や医療機関における医療従事者や患者間などに二次感染した例が報告されています。

予防対策

  • こまめに手を洗う
  • せきやくしゃみなどの症状をしている人との接触はできるだけ避け、マスクを着用してください

参考

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