整備を進める下野上地区復興拠点
「下野上地区一団地の復興再生拠点市街地形成施設」および「都市計画道路 大谷地鈴内線」「都市計画道路 佐山沢鈴内線」の変更に関する住民説明会を7月23日、大熊町役場で開きました。
町は、下野上地区復興拠点と都市計画道路を一体的に整備する計画の素案を説明し、参加者からの質問に答えました。説明会でいただいたご質問と回答は、次のとおりです。
今回の意見を踏まえて作成された案は町役場で縦覧された後、都市計画審議会、復興整備協議会を経て、都市計画が変更されます。
A1.区域除外する箇所は、現在歩道として利用している箇所であり、歩道としてそのまま残ることから不利益はない。当該歩道は町道として残る予定。
A2.大谷地鈴内線は、上下水道管が通っていない箇所も存在するため、必要な箇所には上下水道管を整備する。信号機の設置は、警察と協議をすすめている。
A3.帰還者だけでなく、移住される方々も快適に過ごせるよう住宅や公益施設、業務施設の整備を計画している。
A4.住宅地としては、分譲地と再生賃貸住宅を整備する計画である。移住者は、まず賃貸住宅に居住し、その後分譲地に家を建ててもらうといったことも想定している。
A5.宅地分譲や再生賃貸住宅を募集する際に優先する等が考えられるが、どのような方法が良いか現在検討中である。
A6.五差路付近では、梨畑の中央産業拠点以外には町での開発は現在検討していない。
A7.清水地区の上下水道は復旧している。令和4年6月30日に避難指示が解除されたため、自由に宿泊可能である。