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大熊町ふるさとまつり2025開催(2025年11月1日撮影)

11月1日、駅西交流エリアでグランドオープン後初となる「ふるさとまつり」が開催され、約1,800人の来場者で賑わいました。イベントではギネス世界記録への挑戦も行われ、写真は記録達成を喜ぶ参加者の皆さんが両手でポーズをとる様子を上空から撮影したものです。

オープニングセレモニーでは、学び舎ゆめの森の児童たちが緊張した面持ちでテープカットに臨み、まつりの幕開けを彩りました。

暴風の影響で調理を伴う飲食・展示ブースは中止となりましたが、ステージイベントやキッチンカー、車両展示、ギネス世界記録への挑戦などは無事に開催され、会場は大いに盛り上がりました。

強風のためテントは使用できませんでしたが、大阪大学福島拠点 ToLoc(トロック)の学生たちが、スナック菓子「カール」や和歌山県産のみかんを販売してくれました。

生のフルーツに飴やチョコレートを薄くかけた、パリパリ食感のかわいいデザート。お店の前には、順番を待つ人の列ができていました。

会場内では町のマスコットキャラクター・まあちゃんの姿を見つけた子どもたちが、笑顔で駆け寄り、両手を広げてお腹に抱きついたり、触ったりしていました。

ふるさとまつり2025では、フルーツを大人数で食べるギネス世界記録に挑戦しました。町民や町を応援する小学生以上の方が参加し、多くの方々の協力のもと挑戦が実現。運営には多数のボランティアも加わりました。写真は、受付で来場者に首掛け式の番号入り参加証が手渡される様子です。

ステージイベントでは、「相馬野馬追」で披露される伝統芸能「相馬流れ山踊り」が行われました。 陣笠や陣羽織を身にまとった踊り手たちが、武者行列を迎える勇壮な舞を歌に合わせて披露しました。

ステージ前には多くの来場者が集まり、踊り手の一挙手一投足に注目。 踊り手たちは動きをぴったりと合わせ、堂々と「相馬流山踊り」を披露しました。

屋外の休憩スペースにはキッチンカーが並び、行列ができるほどの賑わいに。来場者は食事や会話を楽しみながら、ひと息ついてイベントを満喫していました。

CREVAおおくま1階中央の多目的ホールは、懐かしい再会やひと休みを楽しむ人々で賑わい、憩いの場となっていました。

町出身で大阪を拠点に活動するシンガーソングライター・Enishiさんが、ふるさとへの思いを込めた「追憶」や「I love you & I need you ふくしま」を披露。会場は温かい拍手に包まれました。

福島発の女子サッカーチームFUKUSHIMA WWW.(フクシマウィーアー)の選手たちが来場し、交流イベントが行われました。

選手たちが見守る中、子どもがボールを蹴って障害物のあるコースに挑戦ししました。

かつて「フルーツの香り漂うロマンの里」と呼ばれた大熊町。特産品だったキウイを使ったギネス世界記録への挑戦は、町観光協会の企画により、「おおくまキウイ再生クラブ」と地元企業「リフルーツ」の協力で実現しました。

いよいよギネス記録挑戦の時。 参加者たちは配られたキウイとスプーンを手に、合図の瞬間を静かに待ち構えていました。

ステージ上に立つギネス公式認定員2人。挑戦の説明や配布物の確認が行われる中、参加者たちは興奮を抑えながら耳を傾けていました。

参加者は「同時にフルーツをスプーンですくった人数」のギネス世界記録に挑戦。 町内産のキウイフルーツ「紅妃(こうひ)」を使い、356人が一斉にすくい上げました。

制限時間は15秒。 その間にフルーツをひとかけらすくい取ることが条件です。

記録認定には250人以上の成功が必要とされる中、356人が同時にすくい上げ、見事ギネス世界記録を達成! 達成の知らせが届くと、会場は拍手と歓声に包まれました。

ギネス記録達成にあたり、大熊町観光協会長の吉田淳町長は「356人の参加者と、記録達成を見守る皆さんのご協力のおかげで達成できました。万歳!」と感謝の言葉を述べました。

公式認定証には、 「2025年11月1日、福島県大熊町において、大熊町観光協会が『同時にフルーツをスプーンですくった最多人数』のギネス世界記録を達成した」と記されています。

参加者全員にプレゼントされた、世界にひとつだけの限定缶バッジ。 それぞれにシリアルナンバーが刻まれた、記念すべきギネス挑戦の証です。

ステージイベント後半では、演歌歌手・大江裕さんの歌謡ショー、お笑いタレント・ミラクルひかるさんのお笑いステージ、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーショーが披露され、観客を楽しませました。

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