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町制施行70周年記念式典・講演(2024年11月7日撮影)

11月1日で町制施行70周年を迎えた大熊町で7日記念式典が開かれ、町交流施設linkる大熊の会場には多くの関係者が出席しました。終了後には音羽山清水寺の森清範(もりせいはん)貫主による記念講演が行われ、演題の一文字「夢」を揮毫し70周年を迎えた大熊町を祝いました。

町内で10年ごとの周年記念式典が開催されるのは2004(平成16)年に町文化センターで行われた50周年記念式典以来となり、町制施行60周年記念式典・行事は避難先の会津若松市といわき市での開催でした。吉田淳町長は「これからも過去から学び、未来を見据えて町の復興に取り組んでいきます。80年、90年、100年と続く節目が、着実に復興が進んでいることを実感できる記念日となり、町民の皆さんと笑顔で祝うことができる日になるよう一層努力します」と式辞を述べました。

式典では町に貢献した13人の方々に表彰・感謝状を贈呈。当日は8人の方々に表彰状を手渡しました。写真は永年勤続表彰の佐藤順さん(右)。

教育行政において大きく貢献した阿部裕美さん(右)は、町制施行70周年記念表彰を受けました。

感謝状を受け取る前町長の渡辺利綱さん(右)。

町交流施設linkる大熊のステージから見た会場の様子。記念式典には多くの関係者が集まりふるさとの節目を祝いました。

森清範貫主による記念講演では、初めにステージに用意された大きな紙に大熊町のこれからを思い揮毫。その後「今日の夢は明日の希望」を演題とした講演を行いました。

講演ではときにユーモアを交えながら「夢」に関する話を披露し、「夢で見たことをしっかりと受け止めて、心を定めることが大切。自身が見た夢をどう判断するかによって、自分の見えている世界が変わる」と述べました。

講演後には吉田町長が「人は苦しいとき神仏に願い、喜びのときも神仏に礼を尽くす。大熊町もまだまだ神仏に願うときが多いと思いますが、清水寺のある西の方角を拝みながら一歩一歩、歩みたい」と御礼の言葉を述べました。

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