ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
大熊町写真館 > (東日本大震災後)年別 > 2023年 > 大熊町立学び舎ゆめの森始まりの式(2023年4月10日撮影)

大熊町立学び舎ゆめの森始まりの式(2023年4月10日撮影)

町立学び舎ゆめの森の始まりの式が4月10日、linkる大熊で開かれ、園児と児童生徒26人が町内での学びをスタートさせました。式の前には、町民らが花道をつくり、子どもたちを出迎えました。

出迎えの花道に用意されたアーチには、お花紙で作ったふわふわの花や花で形作った熊が飾られ、子どもたちは嬉しそうにくぐりました。

式に先立ち、会場前の広場で「みんなでお出迎えセレモニー」が開かれました。町民ら約200人が会場までの通り道に並び、拍手をしたり、手旗を振ったりして子どもたちを歓迎。出迎えを受けた子どもたちは緊張しながらも笑顔で応えながら会場までの花道を歩みました。

町の教育機関が町内へ戻るのは約12年ぶり。式は認定こども園の入園式と義務教育学校の入学式、始業式、町内での園・学校の再開式が併せて行われました。

「令和5年度町立学び舎ゆめの森始まりの式」が4月10日、交流施設linkる大熊で行われ、園児8人、児童生徒18人が式に臨みました。写真は受付時の様子です。

花道の最後には、町のマスコットキャラクター「まあちゃん」が出迎え、子どもたちを喜ばせました。

楽しそうにポーズをとる新入生の2人。

保護者に連れられ入場する園児。

式には、子どもたちや保護者、来賓、町関係者のほか、地域の方々が参加し、約160人が子どもたちの晴れ姿と町内での学びの再開を祝いました。

吉田淳町長は「町の新たな教育のステージの始まり。子どもたち一人ひとりが輝ける学校づくりに取り組む」と式辞を述べました。

南郷市兵校長は「帰還した町で、互いの自由を認め合い、伸ばし合う、最も優しい社会を創り出したい」とあいさつしました。

新入学生の4人は、名前を呼ばれると元気に返事をして立ち上がりました。

校歌「学び舎ゆめの森のうた」を歌う場面では、3月まで会津若松市内の校舎に通っており、校歌を知る児童生徒らが前に出て、新たに入園・入学、転入した仲間に披露しました。(奥)

学び舎ゆめの森に新しい仲間を迎え、町内での学びが再開しましたが、大川原地区に整備している教育施設は資材不足の影響で完成が遅れ、2学期から利用される予定です。

式典後、教室では新しい教科書が配られ、子どもたちは興味津々の様子でした。

このページの先頭へ