ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
大熊町写真館 > (東日本大震災後)年別 > 2022年 > ふるさとまつり 待望の町内での開催(2022年11月5日撮影)

ふるさとまつり 待望の町内での開催(2022年11月5日撮影)

大熊町ふるさとまつりが11月5日、町交流ゾーンを中心とした会場で開かれました。同イベントが町内で開催されるのは震災後初めて。ステージでのお笑いライブには来場者が飛び入り参加し、観客が大いに沸きました。多くの町民らが来場し、12年ぶりとなる故郷との絆を深める祭りを楽しみました。

linkる大熊前の総合案内には県内外から来場者が集まり、早くから受付の列ができました。テーブルではアンケートの記入が行われています。

linkる大熊前の総合案内にて配布された来場記念オリジナルスポーツタオル(数量限定・先着順)とステージスケジュール(大抽選会の抽選券付き)。

オープニングイベントでは、町観光協会長を務める吉田淳町長が「ふるさとまつりは震災前から長年続いている町を代表する催し。震災後、ようやく町内で開催できて喜びもひとしおです」と述べました。

オープニングで披露された町無形民俗文化財の熊川稚児鹿舞。祭りの始まりを彩りました。

子どもたちは獅子の面を頭に被り、鹿に似せた角をつけ、太鼓を叩きながら伝統の舞を披露。会場に詰めかけた来場者から大きな拍手が送られました。

大熊町ふるさとまつりが11月5日、町交流施設linkる大熊、町役場、町住民福祉センターの3会場で開かれました。震災と原発事故による全町避難後は、会津若松市やいわき市で開催。予定していた町内開催も台風や新型コロナウイルス感染拡大により中止となっており、ふるさとまつりは4年ぶり。町内で開催されるのは震災後初めてで12年ぶりです。町内外からたくさんの人が来場しました。写真は多くの来場者でにぎわう会場の様子。

大熊町産きくらげを使った塩焼きそば。大きなきくらげがたくさん入っていました。

ネクサスファームおおくまのいちごを使ったいちごチョコのワッフル。果肉入りチョコレートがワッフルの上にかけられていました。

出店で小物作りを楽しむ子どもたち。夢中で作品作りに取り組みました。

大熊産いちごジュース早飲み選手権予選に参加の皆さん。スタート前の準備は、3層に分かれたきれいなジュースを飲みやすいようにストローでかき混ぜました。

飲み終わった人は手を上げ、審査員がチェック。不合格の場合は、きれいに飲み干さなければなりません。果たして結果はどうだったのでしょう。

いちごジュース早飲み選手権で決勝を戦う3人。驚くべき速さで飲み干しました。

ステージでは暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズショーが行われ、前の方にはたくさんの子どもたちが集まり悪に立ち向かうヒーローを一生懸命応援しました。

暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズショーで、キジブラザー(ピンク)を見つめる子ども。

暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズショーで、戦士達にパワーを送る男の子。応援が何よりのパワーになるそうです。

ステージでは、お笑い芸人のあばれる君、サンシャイン池崎さんのお笑いライブや演歌歌手の神野美伽さんによる歌謡ショー、暴太郎戦隊ドンブラザーズショーが開かれ、観客を大いに沸かせました。写真はステージ上に上がろうと元気よく手を上げアピールする子どもたちの様子。

役場前には、30以上の各種出店コーナーが並び、芝生エリアにはわんぱくランド(エア遊具)、飲食コーナーが設けられ、避難先から集まった町民らが再会を喜んだり、出店や展示を楽しんだりする姿が多く見られました。

大熊町商工会は射的を出店。大人も子どもゆっくり狙いを定め、的に当たると大喜びです。

大熊町婦人会はキウイフルーツや手芸作品などを販売しました。

役場前広場に並んだ出店の様子。当日は天候に恵まれ、秋晴れの下、町内外からたくさんの人が来場しました。

町役場内では、マイナンバーカードの申請・交付が行われた他、令和4年度大熊町文化展が多目的ホールで開催され、手芸や絵画など日頃の成果を披露しました。

大熊町文化展は町民の皆さんの手芸・絵画作品などの他、大熊なつかし展(震災後、救出した各地区の文化財)、バサースト市との交流振り返り、学び舎ゆめの森の子どもたちの作品などの展示をしました。

大熊町文化展の作品を観賞する来場者。

ふるさとまつりでマイナンバーカードを申請する来場者。

役場前広場の芝生エリアはエア遊具が設置された他、飲食コーナー、レジャーシートゾーンとなっておりテーブルも用意され親子連れでにぎわいました。

役場前の大熊町商工会女性部の出店では懐かしの手作りのすいとんが販売されました。

保健福祉課ブースでは、血圧・握力・SPO2(酸素飽和度)の無料測定と栄養・健康相談が行われ、来場者は長崎大学(公認心理師・保健師)、町の専門職員から話を聞きました。

ほしい品物に狙いを定め輪投げをする男児。

役場前の縁日コーナーには金魚すくいを楽しむ子どもたちの姿が見られました。

農業委員会は、大川原地区で栽培したさつまいもを、来場者に無料で配布しました。種類は紅はるか、紅あづま、シルクスイートの3種類。山積みのコンテナボックスにたくさん準備されていました。

出展コーナーでは、町の消防ポンプ車、富岡消防署からはしご車の展示がありました。はしご車はバスケット部分に乗せてもらい下から伸びたはしごを見学。写真は町の消防団が見守る中、防火服を着て写真に写る子ども。

双葉警察署の出展コーナーにはパトカー・白バイの展示がありました。写真は白バイに乗りピースサインをする男児。

富岡消防署が出展した消火体験コーナーでは消火器の正しい使い方を教えてもらい、子どもたちは実際に赤い炎が大きく燃え上がる中、消火器を片手にしっかりホースを握り炎に向かって噴射しました(今回は体験のため水)。

豪華景品が当たる大抽選会で、吉田町長から1等景品を受け取る当選者。

ふるさとまつりでは子どもから高齢者まで、大熊町のマスコットキャラクターまあちゃんが大人気。イベント終了後には一緒に写真を撮ったり触ったりしている姿が見られました。

このページの先頭へ