○おおくまキウイ再生クラブ運営補助金交付要綱
令和2年1月15日
告示第2号
(趣旨)
第1条 町は、地域産業であったキウイ栽培を活用した町民の心の復興や町内外の人々との交流促進を図るため、大熊町補助金等の交付等に関する規則(平成20年大熊町規則第3号)及びこの要綱の定めるところにより、おおくまキウイ再生クラブに対し予算の範囲内で補助金を交付するものとする。
(補助の対象)
第2条 おおくまキウイ再生クラブに対する補助金は、次の各号に定める事業を行う場合に交付する。
(1) 果樹栽培に要する費用
(2) 各種交流イベントに要する費用
(3) 前各号に掲げるもののほか町長が特に必要と認める事項
(補助金の交付申請)
第3条 おおくまキウイ再生クラブは、補助金の交付を受けようとするときは、補助金交付申請書(様式第1号)を、町長に提出しなければならない。
2 前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
(1) 補助事業に係る収支予算書
(2) 補助事業に係る事業計画書
(補助金の交付の決定)
第4条 町長は、補助金の交付申請があったときは、当該申請に係る書類の審査及び必要に応じ現地調査等によりその内容を調査し、補助金を交付すべきものと認めるときは、速やかに補助金の交付の決定をする。
(補助金の交付条件)
第5条 町長は、補助金の交付の決定をする場合において、補助金の交付の目的を達成するため、次に掲げる事項につき条件を付するものとする。
(1) 補助事業の内容又は補助事業に要する経費の配分の変更をしようとする場合においては、速やかに町長の承認を受けるべきこと。
(2) 補助事業を中止し、又は廃止しようとする場合においては、速やかに町長の承認を受けるべきこと。
(3) 補助事業が予定の期間内に完了しない場合又は補助事業の遂行が困難となった場合においては、速やかに町長に報告してその指示を受けるべきこと。
(4) 補助事業の完了により、相当の剰余金が生ずると認められる場合においては、その交付した補助金の全部又は一部に相当する金額を町に返還すべきこと。
(5) 補助事業により取得し、又は効用の増加した財産については、事業完了後においても善良な管理者の注意をもって管理するとともに、補助金の交付の目的に従ってその効率的な運営を図るべきこと。
(決定の通知)
第7条 町長は、補助金の交付の決定をしたときは、速やかにその決定の内容及びこれに条件を付した場合はその条件を、補助金の交付をした者に補助金交付決定通知書(様式第4号)により通知する。
(補助金の請求及び支出)
第8条 補助金の支出は、補助金の交付決定後、補助金の交付決定を受けたおおくまキウイ再生クラブの請求により行うものとする。
2 補助金の交付の決定を受けたおおくまキウイ再生クラブが補助金の請求をしようとするときは、補助金交付請求書(様式第6号)を町長に提出しなければならない。
(1) 事業実績報告書(様式第8号)
(2) 収支精算書(様式第9号)
(補助金交付決定の取消し)
第10条 町長は、補助を受けたおおくまキウイ再生クラブが補助金を他の用途に使用し、その他補助事業に関して交付の決定の内容又はこれに付した条件その他法令又はこれに基づく町長の指示もしくは命令に違反したときは、当該補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。
(補助金の返還)
第11条 町長は、前条の規定により補助金の交付の決定を取り消した場合において、補助事業の当該取消しに係る部分に関し、既に補助金が交付されているときは、期限を定めて、当該補助金の返還を命ずるものとする。
(書類の提出)
第12条 町長は、補助金に係る予算の執行の適正を期するため、必要があるときは、当該おおくまキウイ再生クラブに対し、この要綱に定める書類のほか、必要な書類の提出を求めることができる。
(他の交付金規則等との関係)
第13条 おおくまキウイ再生クラブ運営補助金の交付に関する手続は、当該補助金の公益性及びおおくまキウイ再生クラブの運営の利便性を考慮し、専らこの要綱によりおこなうものとし、他の交付金規則等の規定は適用しない。
(その他)
第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
附則
この告示は、公布の日から施行し、令和2年1月1日から適用する。