(目的)

第1条　この条例は社会保障の理念に基づき、重度の心身障害児を保護している者に対し、重度心身障害児福祉年金を支給することにより、その生活と福祉の増進を図るを目的とする。

(受給資格)

第2条　年金は、日本国籍を有する者で、その年の4月1日現在引き続き3か月以上本町に居住し、次の各号の一に該当する年齢が満3歳以上20歳未満の心身障害児を養育(その児童と同居してこれを監護し、かつ、その生計を維持することをいう。)する者に支給する。

(年金の額及び支給方法)

第3条　年金の額は、居宅児童1人につき20,000円、施設入所児童1人につき12,000円とする。

(年金証書)

第4条　年金の受給資格を生じた者は、町長に申請してその認定を受けなければならない。

(年金の辞退)

第5条　年金は、これを辞退することができる。

(支給の停止及び失権)

第6条　年金を受けている者が次の各号の一に該当するときは、その受給権は消滅する。

(譲渡又は担保の禁止)

第7条　証書は譲渡し又は担保に供することができない。

(変更の届出)

第8条　第6条第1号から第4号に該当したときは、直ちにその旨を町長に届け出なければならない。

(受給者の義務)

第9条　受給者は第1条の趣旨に従い、児童の介護に努めなければならない。

(委任)

第10条　この条例の施行について、必要な事項は規則で定める。