(目的)

第1条　この要綱は、公職選挙法(昭和25年法律第100号)第28条の2から第28条の4まで、第30条の12及び大熊町公職選挙等執行規程(昭和59年大熊町選挙管理委員会規程第2号)第4条に規定する選挙人名簿抄本及び在外選挙人名簿抄本(以下「抄本等」という。)の閲覧に関する事務処理について必要な事項を定めることにより、選挙人名簿の正確性を期するとともに、閲覧事項の不当な使用を防止することを目的とする。

(閲覧を認める範囲)

第2条　抄本等の閲覧は、次の各号のいずれかに該当する場合に限り、認めるものとする。

(閲覧の拒否)

第3条　前条の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、抄本等の閲覧を拒否することができる。

(閲覧の申出)

第4条　第2条第1号の規定により抄本等の閲覧の申出をする者(以下「申出者」という。)は、選挙人名簿抄本閲覧申出書(登録の確認)(様式第1号)に必要な事項を記入して大熊町選挙管理委員会(以下「委員会」という。)に提出しなければならない。

(閲覧の方法)

第5条　抄本等の閲覧をするときは、委員会が指定した場所で執務時間中にしなければならない。

(閲覧者の責務)

第6条　閲覧者は、個人の基本的人権の尊重及び保護のため、閲覧した資料を閲覧目的以外に使用してはならない。

(委員会に対する報告)

第7条　閲覧者は、抄本等の記載事項に誤り又は漏れ等を発見したときは、委員会に報告しなければならない。

(閲覧の中止)

第8条　委員会は、閲覧者がこの要綱に違反したときは、直ちに閲覧を中止させることができる。この場合において、抄本等から転記した事項があるときは、当該転記事項が記載された書面を提出させるものとする。

(閲覧状況の公表)

第9条　委員会は、毎年、抄本等の閲覧状況について、次に掲げる事項を公表するものとする。