Vol.11
健康に美容に「烏骨鶏」はいかが? / リポート

2年間さがし求めた、自然豊かな町へ・・・

ヴォイス写真1 先日、おじゃました玉の湯温泉の帰り道、おもしろい出会いがありました。
玉の湯温泉から国道288号線(大熊町と郡山市をつなぐ)を1キロくらい東に向かった所に、かわいらしい黄色のお家を発見。
お家の周りは広いお庭、そして、後ろには小高い山を背負っています。
さぞ春夏は草花に囲まれて淡い黄色の家が映えることだろうなと思って見ておりました。

敷地の中には、大きな鳥小屋が2つあり、その中には鶏サイズの白い鳥がたくさん。
よく見ると、それはなんと、栄養 豊富な卵を産む貴重な鳥として知られる烏骨鶏だったのです!
その時、車に同乗していた健康おたくの母が「ぜひ烏骨鶏の卵をお土産に頂きたい!」と言い張りますので、急遽、迷惑を顧みずそのお宅に立ち寄ってみることに。


ヴォイス写真3 お庭には、たまたま外に出ていたこのお宅のご夫婦の姿があり、和やかな表情で、突然の来客を迎えてくれました。
関口 博さん、和子さんご夫妻。

お二人は平成13年の7月に、東京から大熊町に移り住んできたそうです。
どうりでお二人の話し方に都会的なものがあるなと感じていたのですが、どうしてこの地にいらっしゃったのでしょうか。
そしてどうして烏骨鶏をこんなに飼っているの?

実は博さんは、東京都の畜産試験場に勤務されていました。
去年、定年を迎えられたのをきかっけに、夫婦で話し合い、余生は自然に囲まれて二人で自由に生きていきたいということで2年間、いろんな土地を探し続けました。
そして、たまたま不動産会社からこの大熊の地を紹介され、足を運んでみて、すぐにこの地で暮らすことを決めたのだそうです。
決め手は、国道沿いでありながら静かで自然がいっぱいあること、十分な敷地があること、そして海が近いことでした。
 ここで暮らして1年半、博さんは、「仕事があるときは、忙しかったけれど、ここでは夫婦でゆっくり楽しみながら動物と触れ合える。」と大熊の暮らしを満喫しているようでした。

放し飼いして、自然のエサを・・・

ヴォイス写真4 さて、畜産試験場の仕事をしていたこともあり、定年後も動物と触れ合っていきたいと考えていた博さんは、はじめ牛を飼おうと思っていました。
しかし、狂牛病の問題などで断念した所、昔の仕事仲間の方から、「烏骨鶏を飼ってみないか」と持ちかけられ譲り受けることに。
 そうして、はじめの烏骨鶏55羽が大熊町の関口さん宅にやってきたのでした。
左の鳥はその内の一羽。

ヴォイス写真5 烏骨鶏を育てるにあたって関口さんが気を遣ったのはえさ。
自然のえさを食べていい卵を産んでもらいたいと敷地に植わっていた梅の木の下にクローバーを植えることにしました。
そして、鶏小屋から梅林に網を張り、烏骨鶏が自由にえさを食べたり走り回ったりできるようにして、ストレスのたまらない環境作りをしました。
その結果、55羽だったのが、今では122羽に増え、毎日 元気に卵を産んでくれています。
すべて有精卵だそうです。

ヴォイス写真6 この時期は、一日に合わせておよそ40個の卵を産みます。
ただ、烏骨鶏は、体温が高いため、夏は全く生まないこともあるそう。
ナイーブな鳥なので気も遣います。

また、山に囲まれているのでイタチなどから烏骨鶏を守るため、小屋に工夫をするなど自然との闘いもあるようです。
助っ人(?)はこの愛犬のあきちゃん。

ヴォイス写真7 お二人で大事に育てた烏骨鶏が生んだ卵は、夜ノ森にある飲食店などに卸していて、とてもおいしいと好評です。
烏骨鶏の卵はふつうの卵よりちょっと小さめですが、手に持ってみるとほわっと、いとおしい気持ちがこみあげてきて、お二人の優しさにはぐぐまれた卵という感じがいたしました。

母はなんと卵を40個も買いあげていました。
一個100円。
友達によいお土産ができたようです。

ヴォイス写真8 奥さんの和子さんが烏骨鶏の卵を使って作る得意料理はオムレツと茶碗蒸し。
黄身の黄色が濃いのが特徴で「以前、遊びに来たお父様に納豆に混ぜて出した所、からしを入れすぎだと言われた。」と笑いながら話してくれました。
東京で暮らしている二人の娘さんは、それぞれ教師と看護婦の仕事に追われて忙しい毎日を送っていらっしゃいます。
たまに大熊町に遊びにくるときには、おいしくて栄養満点の卵と庭で育てた野菜で元気づけてあげたいそうです。
大熊に暮らして1年半、関口さんご夫婦はこれからも自然の中での暮らしを楽しみながら、烏骨鶏の数を増やし質のよい卵を作り続けたいとおっしゃっていました。

レシチン・ビタミン・リノール酸・・・栄養たっぷり!

ヴォイス写真9 さて、早速、家に帰って烏骨鶏を頂くことに。
卵は黄身が盛り上がっていて新鮮そのもの。色も鮮やかな黄色です。
やっぱり味が一番わかるのは「卵かけご飯」でしょう!
いただきま~す!
う~ん!!おいしいっ!
色だけじゃなくて味も濃厚でとっても美味でした。
関口さんのご近所さんは、烏骨鶏の卵を食べて「肌がきれいになったみたい」とおっしゃっていたそうだけど、烏骨鶏の卵はレシチン、ビタミンE、リノール酸をはじめ、ビタミンが豊富で美容にも効果があるとされています。
おいしくて健康に美しくになれる、お得ですね。

ヴォイス写真10
数に限りがあるので、連絡してみてください。
うちの母は、40個も頂いてしまったのですが、関口さん、貴重な卵を本当にありがとうございました。

お問い合わせ先
関口 博さん 電話&FAX:(0240)31-1203

(平成14年12月 取材)

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