町長からのメッセージ


町民は一家族 「おおくまの絆」発刊によせて

町長の写真

【大熊町長 渡辺 利綱】

 東日本大震災、原子力発電所事故以来9ヶ月が過ぎ、ここ会津若松も冬の到来を感じる季節となりました。他の地域へ避難されている町民の皆様にも、初めて大熊町以外で冬を迎える方も多いかと思います。これから本格的な寒さに向かいますので健康には十分御留意ください。

 皆様の生活や賠償、除染、復興など町の課題は山積みですが、私は常日頃より地域コミュニティーの重要性も感じております。会津若松市内の仮設住宅では、行政区単位での入居を進め地域コミュ二ティーの維持に努めてきました。しかしながら会津若松でさえ、借り上げ住宅にお住まいの皆様には、そういう面で生活環境の違いに不安を感じさせてしまっていることも事実です。まして、他の地域に避難されている町民の皆様の不安な気持ちを思うと非常に心苦しく思います。

 11月5日に開催した「おおくまふるさとまつり」では、県内外から約2,500人の町民が懐かしい顔を求め会津若松市に集まりました。集まった皆様の笑顔に「町民が心をひとつにする」ことの大切さへの思いがさらに強まりました。

 この「町民が心をひとつにする」「町民の絆」を大切に考え、この度大熊町コミュニケーション誌「おおくまの絆」を発刊することといたしました。

 「おおくまの絆」では「広報おおくま」では伝えきれない町民の皆様の近況や、大熊町関連の開店、開業情報などを御紹介してまいります。

 この「おおくまの絆」が県内外様々な地域での新たな大熊町民によるコミュニティーの形成、絆を深め合えることの一助となれば幸いと存じます。

 「町民は一家族、みんなで戻る」を合言葉に、絆を大切に力を合わせ前向きに歩んで行きましょう。





大熊町長  
渡辺 利綱